理系大学院生は研究で忙しくて就活の時間を取れないことが多く、「就活が上手くいくのか不安…!」「研究と就活を両立させるにはどうすればいいの?」と考えている方も多いのではないでしょうか。
就職に失敗しないためには「就活サイトへの登録」が必須ですが、特に理系の就活生はマイナビなどの総合型就活サイトに登録しただけでは、就活を有利に進めることはできません。
理系大学院生はマイナビやリクナビだけでなく、同時に理系に特化した就活サイトへの登録が必須です!
また、あわせて「大学院生の就活スケジュール」を把握が非常に重要になるので、本記事では就活に失敗しがちな理系大学院生の特徴を紹介し、就活失敗を防ぐための方法を徹底解説します。
- 理系大学院生の就活とは
- 就活に失敗しがちな理系大学院生の特徴
- 理系大学院生の就活失敗を防ぐための方法
- 理系大学院生のスケジュール
- 理系大学院生におすすめの就活サイトランキング
この解説を最後までお読みいただければ、あなたは「理系大学院生が就活に失敗しない方法」だけでなく「より就活を有利に進めてくれる就活サイト」を先回りして理解できます。
記事の最後には、理系大学院生におすすめの就活サイトもご紹介しますのでぜひ参考にしてください!
理系は就職先の選択肢に迷う?理系大学院生の就活とは!
理系大学院生の就活は特に難しく、研究で時間がない中でさまざまな選択肢に迷ってしまいがちです。
そこで、文系との違いや就職活動の現状など、まずは理系大学院生の就活事情を解説します。
就活をスタートする前に知っておくべき基本情報なので、しっかりと把握しておきましょう!
理系大学院生の就職先は?
理系大学院生の就職先は選択肢が多いですが、理系専門職に限定した場合は大きく分けて以下の3つがあります。
- 企業の研究職・開発職
- 大学の研究職
- 国や公的機関の研究職
多くの理系大学院生が就職先として選択するのが企業の研究職や開発職で、食品メーカーや機械系のメーカー、化粧品や医薬品のメーカーなど幅広い分野があります。研究職と開発職にも種類があり、基礎研究や応用研究、研究開発などが基本です。
<基礎研究>
新商品や新技術の基盤になる技術開発を行う研究で、これまでにない原理や法則などを発見する仕事になります。
<応用研究>
基礎研究から得た成果を実用化する研究で、基礎研究を企業の利益に変える重要な仕事です。
<研究開発>
上記2つの研究を具現化する仕事で、基礎研究と応用研究で得た結果を具体的な製品や技術に落とし込みます。
民間の企業は利益を優先しなければいけない場合が多く、応用研究と研究開発の求人募集が非常に多くなっています。
また、理系大学院生の中には理系専門の研究職ではなく、文系の職種を就職先として選択する人もいます。
特に顧客の課題を分析して整理する論理的思考力が必要な「コンサルタント」、顧客情報といった膨大なデータを分析するために統計学などの数値処理能力が求められる「金融業界」が人気です!
文系就職との違い
理系大学院生の就職活動は、研究との両立や時間配分が非常に難しいという特徴があります。理系は卒業が難しく研究も忙しいので、就活の時間が文系よりも確保しづらいです。
理系の大学院生は必ず研究をする必要があり、修士課程であれば2年の間に一定の研究成果を提示することができなければ、修了することができません。
さらに理系の研究室には 「コアタイム(必ず研究室にいなければいけない時間帯)」が設定されている場合が多く、コアタイムによっては研究における拘束時間が長くなるので、平日に行われるインターンシップや説明会に参加することも難しくなってしまいます。
そのため、文系と比べて研究を軸にしたスケジュールを組み立てる必要があります。
また、卒業した大学と違う大学院に進んだ場合や研究室の異動などがあった場合、学士と修士で研究内容が変わった場合はさらに大変です。研究をしながら文系より早い段階で就活の準備を行うことが大切ですよ!
理系大学院生の就活の現状は?
大学院生や研究者のキャリア支援を行っている株式会社アカリクが、2022年卒業予定の大学院生448名を対象に実施した「2022年度 大学院生の就職活動における実態調査」では、約7割の学生が6月初旬の時点で内定を獲得しているという結果が出ています。
さらにエントリーした企業数は「1~5社」が27.7%で「6~10社」が20.1%、「21社以上」が24.8%という結果となりました。つまり、過半数はエントリー企業数が10社以下なので、研究で忙しい大学院生はエントリー数を可能な限り絞っていることが考えられます。
また、約8割の理系大学院生は「推薦応募を利用しない」と回答しています。
推薦応募とは、大学院・学科・研究科・専攻・教授などのつながりで来る求人の中から企業を選び、大学院や教授の推薦状を添えて応募する方法。一定の学力を認められた学生にのみ応募の資格がある。
推薦応募の方が内定までの工程や期間が短いので研究と両立しやすいですが、希望する企業に行くために就活サイトなどを駆使して自由応募を選択する大学院生が多い傾向にあります!
無い内定の人には原因があった!就活に失敗しがちな理系大学院生の特徴
「無い内定」とは、就職活動中にどこからもまだ内定が獲得できていない状況を表す 「内々定」にかけた言葉です。
この無い内定の人には原因があり、就活に失敗しがちな理系大学院生には以下のような特徴があります。
- 研究と就活のバランスが悪い
- インターンシップへの参加や就活のタイミングが遅い
- 特定の研究職だけを狙っている
- 研究内容と就活の軸が繋がっていない
- 大学院生は就職先が簡単に決まると思っている
上記の特徴に1つでも当てはまっている場合は、早めの対策が必要です!
そこで、就活に失敗しがちな理系大学院生の特徴を詳しく解説します。
研究と就活のバランスが悪い
研究が忙しい大学院生は就活を蔑ろにしている場合があり、研究ばかりして就活とのバランスが悪い大学院生は就活に失敗しがちです。
卒業研究は就活で忙しい時期と重なりがちで、教授や他の研究員からは研究の成果を求められるため、学会の予定や研究発表を優先する人も多いのではないでしょうか。
大学院生の本分は研究だと考えている方も多いと思いますが、現在の新卒就職活動は早めに少しでも多く動いた人の方が、希望通りの内定を勝ち取りやすいです。
さらに現代の就活は情報戦で、インターネットで調べた情報だけでなく、実際に自分で行動したリアルな情報や経験も大切になります。
研究に注力しすぎてしまって就活がスケジュール通り進まず、就活のスタートが遅れてしまうのは大きなマイナスなので注意しましょう!
インターンシップへの参加や就活のタイミングが遅い
理系の大学院生は、研究との兼ね合いでインターンシップに参加しない人や就活を始めるのが遅い人が多いのも特徴です。
研究と就活のバランスが悪いという特徴に繋がりますが、理系の大学院生は研究と就活の両立が非常に大変なので、必然的に就活のスタートが遅くなってしまいます。
しかし、インターンへの参加や就活を始めるタイミングが遅くなると、修士論文や研究発表会と重なってしまい、より大変で忙しくなってしまいます。
そのため、理系大学院生の場合は修士1年生の7月までには就活をスタートさせるのがベストになります。もちろん研究も大切ですが、博士課程まで進まない人は、夏に開催されるサマーインターンシップに参加するのもおすすめです!
インターンシップを軽視して、本選考から就活を始める理系大学院生ほど失敗しやすいので、インターンシップの時期から就活の準備をスタートさせ、ライバルと差をつけた状態で本選考に備えてください。
「面倒で時間がないからインターンに参加しない」は絶対にやめましょう!
特定の研究職だけを狙っている
専門分野の知識や研究活動は理系大学院生の強みですが、自分の研究内容に最適な職種だけを狙うのは逆に就職のチャンスを妨げている可能性があります。
「研究テーマが化学関係だから、科学関連の企業しか狙わない」
「大学生時代から電力のことしか勉強していないから、電力会社に就職しよう」
このように、大学院での研究を活かせる業界や職種を目指すのは大切なことですが、こだわりを強くしすぎてしまうと、就職活動の視野が狭くなってしまいます。
また、「自分が志望している業界の就活は3月からだから、まだ研究だけしていれば大丈夫」という意識になってしまうと、他業界の選考が終わってしまい、いざ業界を変更しようと考えた際に志望先が無くなってしまうケースも多々あります。
大学院での研究生活に慣れてしまって、研究職以外の職種に対して消極的な理系大学院生も多いですが、就活に失敗しないためにも視野を広げるのが重要です。
理想や最適な就活像を追い求めるあまり、同じようなライバルが多く競争率の高いフィールドだけで就活するのはリスクが非常に高いですよ!
研究内容と就活の軸が繋がっていない
研究内容に固執せず、就活の視野を広げることが重要だとお伝えしましたが、研究と就活の軸は合わせるようにしましょう!
研究内容に直接関係しない業界や職種に視野を広げつつ、研究で培った以下のようなスキルを活かせる企業を探すのがおすすめです。
- 問題解決能力
- 論理的思考力
- データ分析能力
- 学部生以上の専門的知識
- 語学力
- 実験や研究を文章にするライティング能力
- 専門知識をわかりやすく説明できるプレゼン能力
例えば文系職では問題解決能力やプレゼン能力を活かせる「コンサルタント」や、論理的思考力やデータ分析能力が必要な「金融関係」などがありますよ!
大学院生は就職先が簡単に決まると思っている
理系大学院生は学歴のブランドがあるので就職が決まりやすいと言われていますが、就活は同じようなライバルと競争しなければいけません。
さらに、理系大学院生には推薦応募があるのも楽観視してしまう要因となっていますが、必ず内定が貰えるとは限らず、面接などの試験や選考が受ける必要があります。
就活は頭の良さや研究の実績だけでなく、面接への慣れや人柄など、内定に影響する要素が数多く存在します。希望した企業の内定を勝ち取るためには、自分という商品を自分から売り込む姿勢が重要です。
理系大学院生は就職先が簡単に決まると思い込み、楽観視した状態で準備もせずに就活に臨んでしまうと、ほとんどの確率で就活に失敗してしまいます。
理系大学院生は不利?就活失敗を防ぐための方法
理系大学院生は研究があるので就活は不利だと考えてしまいがちですが、以下の6つのポイントを意識することで、他のライバルよりも有利に就活を進めることができます。
- 理系大学院生の強みやメリットをアピールする
- 博士課程に進まない場合は就活を優先する
- 研究と就活を同時進行させる
- 専門分野以外の業界や職種も視野に入れる
- 早めにインターンに参加する
- 就活サイトを有効活用する
ここまでの失敗しがちな大学院生の特徴を踏まえた上で、有効な就活の方法を詳しく解説します。
実は理系大学院生は有利!強みやメリットを意識する
理系大学院生は強みやメリットが多いので、知識だけではなく実務に近い研究経験を持つことなどをアピールしていくことが大切です。
理系大学院生にはさまざまな強みがあるので、上手く活用することで内定を勝ち取りやすくなります。専門的な知識だけでなく、全ての仕事に対してアピールできるスキルもたくさんあるので、積極的にPRしていきましょう。
- 実務に近い研究
- 専門分野の知識量
- 現場での即戦力
- 論理的思考力
- 問題解決力
- データ分析能力
- 語学力
- 科学的な考え方
- PDCA回し
- 調査能力やヒアリング力
- 実験や研究内容を文章にするライティング能力
- 専門知識をわかりやすく説明できるプレゼン能力
大学生までは基本的に知識のインプットのみですが、大学院生は研究を本格的に進めるためのアウトプットが中心です。
また、研究室生活や社会人との共同研究など、社会の一員としてのコミュニケーション能力が身についているのも強みになります。
このような自分の強みをしっかりと把握するためには、自己分析を行いましょう。
研究と就活の両立で忙しい大学院生は、自己分析ツールを利用するのがおすすめですが、自己分析ツールを利用できる就活サイトを活用するのが理想ですよ!
博士課程に進まない場合は就活を優先する
博士後期課程に進学しない場合は、就活を第一優先にしましょう。
大学院生の就活は早ければ1年生の夏から始まるので、もしこのタイミングまでに「進学するのか、就職するのか」を決定できていない場合は、卒業研究と並行して業界研究や自己分析を行うのが必須です。
少なくとも興味のある業界や職種の説明会、サマーインターンに参加するだけでもライバルとの差がかなり広がります。
早めに就活をすることで数多くのメリットがあり、就活をしているライバルが少ないのでOB・OG訪問できる可能性が高まって、理解のある教授や指導教官であれば、就活に積極的に協力してもらえるケースもあります。
ここで得た経験や知識は本格的に就活が始まった時に必ず役立つので、博士課程に進まない場合は早めに切り替えて最高のスタートダッシュを切りましょう!
研究と就活を同時に進める
就職か進学かで迷っている人は、研究の合間に志望している業界の調査から始めましょう。
卒業研究の間に業界研究をすることで、さまざまな職種や仕事を把握することが可能なため、興味のある仕事の発見や就職に対してのモチベーションが上がります。
また、可能であれば早めに自己分析まで終わらせてしまうのが理想です。
理系大学院生のほとんどは研究との同時並行でタイトなスケジュールになるので、就活の途中で大幅な方針や業界の変更は、タイムロスと機会損失に繋がります。
業界研究と自己分析をすることによって、志望業界や自分に適した職種を明確にし、就活のゴールを最初に設定しておきましょう!
専門分野以外の業界や職種も視野に入れる
理系大学院生が失敗しないためには、現在研究している分野以外にも就活の幅を広げることも大切です。
研究内容だけに固執せず、大学院で培ったスキルを活かせる業種や職種に幅広くエントリーすることで、競争率が高い研究職だけに絞るよりも失敗するリスクを減らせます。
また、現時点で興味がない業種や企業であっても、まずは選考を受けてみるのがおすすめです。特に就活が解禁される6月よりも前に選考を開始している企業であれば、エントリーシートや面接の練習になるというメリットがあり、選考の中で思わぬ出会いがあるかもしれません。
広く一般に知られている有名メーカーやブランドはごく一部なので、知らないだけで優れた技術やノウハウを持つ企業、会社環境や待遇面が良い企業は数多く存在しますよ!
さらに就活は場数や慣れが非常に重要なので、業界や職種を絞らずに選考を受けることで、第一志望の選考もリラックスして臨むことができます。
早めにインターンに参加する
大学院生は1年生の夏から就活が始まっている人もいるので、早い段階でインターンに参加しましょう!
インターンに参加して業務を体験することによって、セミナーや会社説明会では分からないリアルな経験や知識を得ることができます。
インターンシップに参加するためにはエントリーシートの提出や面接といった選考がある場合も多く、就活に対する具体的なイメージも掴めます。
- 企業の社風や雰囲気が分かる
- 選考スキップや早期選考への参加が可能になる
- 参加者限定の会社説明会に参加できる
- 就活のモチベーションが上がる
- 就活に対して意識の高い仲間ができる
- よりリアルな業界研究や企業研究ができる
- エントリーシートや面接の場数が増える
ほとんどの場合、インターンシップに参加すると選考の一部を免除してくれるなどの恩恵があるので、内定率も上がります。研究との両立は大変ですが、就活で失敗しないためにもインターンシップへの参加は必須ですよ!
インターンシップのスケジュールや選考方法について情報収集するためには、後述する就活サイトへの登録が最適です。
就活サイトを有効活用する
理系大学院生の就職活動において就活サイトへの登録は必須ですが、1つの就活サイトだけでは効果を最大限まで活かせないので、複数の就活サイトを併用しましょう。
複数の就活サイトを併用することで、すぐにエントリーできる求人情報やイベントの見落としも防ぐことができ、エントリーする業界や職種の偏りもなくなります。
また、理系大学院生はスカウト型の就活サイトを利用するのがおすすめです!
スカウト型の就活サイトは基本事項を入力しておくだけで、企業側から勝手にスカウトが届きます。登録するだけで企業にあなたを探してもらえるので、自分で探すよりも就活がスピーディーになりますよ!
スカウトされると選考が一部免除になることも珍しくないので、研究と就活の両立がしやすくなるため、研究で忙しい大学院生ほどスカウト型の就活サイトを利用してみてください。
しかし、登録している就活サイトが増えすぎると管理が大変です。自分にあった就活サイトを見極めて、1つのメインサイトと2つのサブサイトを決めて効率的に活用するのがおすすめですよ!
理系大学院生の就職活動はいつから?スケジュールを徹底解説
ここからは、理系大学院生の就活スケジュールを確認します。
理系大学院生は修士1年生の6月からインターンシップがスタートし、修士2年生の6月頃から本選考が始まります。
特に修士1年生の6月はサマーインターンシップへの申し込み、翌年2月は就活イベントや説明会に参加する重要なタイミングです。
理系大学院生は忙しい研究があるので、通常の学生と同じペースで就活を始めてしまうのは得策ではありません。
そのため、しっかりとスケジュールを把握して、修士1年生の6月~7月には就活を始められるように準備しておきましょう!
理系大学院生の就活スケジュール
現在は新型コロナウイルスの感染拡大による就活スケジュールの変更が懸念されていますが、現行の就活スケジュールに変更はありませんでした。
政府は2020年10月29日の「就職・採用活動日程に関する関係省庁連絡会議」において、2023年春に入社する現在の大学3年生の就職活動について、「面接を6月に解禁する現行ルールの維持する」という方針を決定しています。
理系大学院生の就活スケージュールも基本的には大学生と変わらず、修士1年生は大学3年生、修士2年生は大学4年生と同様に進んでいくイメージです。
- 修士1年生の6月1日にインターンシップの応募が開始
- 修士2年生の3月1日に本採用の情報が公開
- 修士2年生の6月1日に選考が本格的にスタート
博士課程に進まない大学院生は、インターンシップに参加するために6月までには業界研究と自己分析を済ませておきましょう!
月毎の具体的な行動は、以下の通りになります。
修士1年生5月 | 自己分析・情報収集・業界と企業研究 |
修士1年生6月 | サマーインターンシップへの応募 |
修士1年生7月~9月 | サマーインターンシップに参加 |
修士1年生10月~翌年2月 | 秋冬のインターンシップ・OBOG訪問 |
修士1年生2月~3月 | 就活イベントや説明会に参加 |
修士2年生4月~6月 | エントリー・選考 |
博士の場合は修士と違って就活スケジュールが決まっていないので、一般的な就活スケジュールよりも早くインターンシップや選考が開始される場合があります。
特に博士過程を積極的に採用している企業では、10月頃から選考が始まるケースもあるので、内定を勝ち取るためにも少しでも早い段階で就活をスタートしておくことが重要です。
理系大学院生のインターン参加は2年生から?
理系大学院生は研究で忙しいので、修士2年生からインターンシップに参加しようと考えてしまうかもしれませんが、インターンシップは採用に直接関係するので1年生の夏から積極的に参加するべきです。
インターンシップには「サマーインターンシップ(夏)」「オータムインターシップ(秋)」「ウィンターインターンシップ(冬)」の3種類があります。
それぞれの理系インターンシップは、基本的に全体スケジュールと同じように開催されます。
修士1年生4月~6月 | サマーインターンシップの情報公開がスタート |
修士1年生7月~9月 | サマーインターンシップ参加期間 |
修士1年生年10月 | 秋から冬にかけてのインターンシップ募集 |
修士1年生10月〜12月 | 秋冬のインターンシップ参加期間 |
コロナウイルスの影響で就職活動の早期化が進んでいるので、現代は特にサマーインターンシップの重要性が高まっています。
修士1年生の6月から就職活動がスタートしているというのは、ライバルにかなりの差をつけられますよ!
【就職先別】理系大学院生におすすめの就活サイトランキング
忙しい理系大学院生は、複数の就活サイトの活用とスカウト型就活サイトの利用が必須です!
そこで、理系専門職向けと一般職向け、スカウト型に分けておすすめの就活サイトを紹介します。
理系に特化した就活サイト
理系に特化した就活サイトは、以下の通りになります。
掲載企業数 | 登録者数 | サービス開始 | |
---|---|---|---|
理系ナビ | 非公開 | 非公開 | 2006年 |
doda新卒エージェント(理系) | 約4,700社 | 約120,000人 | 2012年 |
LabBase(ラボベース) | 309社 | 26,000人 | 2011年 |
特に「理系ナビ」は完全に理系に特化した就活サイトなので、理系大学院生におすすめです。
詳しい特徴や評判などは、「【2023卒】理系の就職には理系ナビが必須!評判や登録手順を解説」をチェックしてくださいね!
一般職向けの総合就活サイト
おすすめの一般職向けの就活サイトとスカウト型就活サイトは、以下の通りになります。
掲載企業数 | 登録者数 | サービス開始 | |
---|---|---|---|
マイナビ | 25,092社 | 731,820人 | 1995年 |
キミスカ | 約300社 | 約60,000人 | 2013年 |
OfferBox(オファーボックス) | 8,106社 | 185,000人 | 2012年 |
掲載企業数 | 登録者数 | サービス開始 | |
---|---|---|---|
キミスカ | 約300社 | 約60,000人 | 2013年 |
OfferBox(オファーボックス) | 8,106社 | 185,000人 | 2012年 |
LabBase(ラボベース) | 309社 | 26,000人 | 2011年 |
全ての詳しい就活サイトの選び方やおすすめランキングは、「【23卒必見】就活サイトおすすめ2021年最新版」で解説しています。
理系大学院生が円滑に就職活動を進めるためにも、複数の就活サイトを活用していきましょう!
理系大学院生の就活に関するQ&A
最後に、理系大学院生に関するよくある質問に回答していきます!
理系大学院生で内定が無い場合はどうすれば良いですか?
修士2年生で内定が無い場合でも、就活サイトと就活エージェントを活用することで内定を勝ち取ることが十分に可能です。
特に「スカウト型の就活サイト」と適切なアドバイスで内定までサポートしてくれる「就活エージェント」は、就職活動が遅れている大学院生を助けてくれる貴重な存在です。
急いで内定を獲得したい大学院生は「【23卒必見】就活サイトおすすめ2021年最新版」を参考にして、自分に合った就活サイトやエージェントを見つけましょう!
女子の理系大学院生が就活を成功させる方法は?
理系大学院生の就活において、女子だから内定が出にくいということは決してあり得ません。
理系大学院生は男女問わず、以下のポイントを意識して就活を進めましょう!
- 理系大学院生の強みやメリットをアピールする
- 博士課程に進まない場合は就活を優先する
- 研究と就活を同時進行させる
- 専門分野以外の業界や職種も視野に入れる
- 早めにインターンに参加する
- 就活サイトを有効活用する
M1の就活はいつから?
M1とは「修士1年生」のことを指しており、博士課程に進まない大学院生の場合は、サマーインターンシップが開始される6月から就活がスタートします。
可能であれば、M1の6月までには業界研究と自己分析を済ませておきましょう!
理系の大学院生からコンサルへ就職することは可能?
理系の大学院生からコンサルへ就職することは十分に可能です。
顧客の課題を分析して整理する論理的思考力が必要なコンサルタントの仕事は、論理的思考力だけでなく問題解決力やプレゼン能力が身につきやすい理系大学院生に人気の職業になります。
企業側も理系大学院生を求めている場合が多いので、しっかりと上記のような強みをアピールしましょう!
理系大学院生の就職先ランキングは?
「キャリタス就活」が就職準備期間を含めた2020年10月から2021年3月にかけて実施した「就職希望企業ランキング」の結果は、以下の通りになります。
- 1位:ソニー
- 2位:トヨタ自動車
- 3位:日立製作所
- 4位:NTTデータ
- 5位:野村総合研究所
- 6位:パナソニック
- 7位:味の素
- 8位:ホンダ
- 9位:旭化成グループ
- 10位:富士フイルムグループ
特に「ソニー」と「トヨタ自動車」は前年度も同様に1位と2位なので、理系大学院生に非常に人気の企業だと分かりますね!
理系大学院生の就活まとめ
理系大学院生は以下のポイントを抑えて就活することで、失敗せずに内定を勝ち取りやすくなります。
- 理系大学院生の強みやメリットをアピールする
- 博士課程に進まない場合は就活を優先する
- 研究と就活を同時進行させる
- 専門分野以外の業界や職種も視野に入れる
- 早めにインターンに参加する
- 就活サイトを有効活用する
また、就活サイトの複数利用も必須なので、「【23卒必見】就活サイトおすすめ2021年最新版」を参考に研究と就活の両立を助けてくれる就活サイトを見つけましょう。
理系大学院生は通常の就活よりも時間を作るのが難しいので、就活サイトやエージェントなどの利用できるものは積極的に活用してくださいね!
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